2026 年度 一般社団法人 大洲青年会議所 理事長所信
一般社団法人 大洲青年会議所 第73代理事長 亀田翔平
【はじめに】
昨年は創立70周年を迎え対内外に大洲青年会議所の底力を盛大に見せつけられたと思います。20 26年度、大洲青年会議所の理事長という大役を拝命いたしました。身に余る光栄であるとともに、そ の重責に改めて身が引き締まる思いです。
私がこの青年会議所に入会したのは2018年。同年4月に大洲へ戻ってきた直後、私たちは未曾有 の西日本大豪雨に襲われました。自宅も職場も浸水し、呆然とする者の多い中で目にしたのは、泥まみ れになりながらもボランティアを取りまとめ、献身的に活動する青年会議所のメンバーでした。当時は 正直なところ、自宅や職場が浸水しているにも関わらず活動する姿に少し戸惑う部分もありましたが、 同時に「こんな人たちになりたい」と強く憧れを抱いたのを今でも鮮明に覚えています。
入会から7年、体力のいる事業で汗を流し、感動で涙を流したこともありました。一方で、青年会議 所の「面倒くささ」に嫌気が差し、すべてを投げ出したいと思ったことも一度や二度ではありません。 しかし、そんな未熟な私にも、青年会議所は多くの学びと出会い、そして何よりも助けを与えてくれま した。
今、この理事長という役割をいただけたことは、その恩に報いる絶好の機会だと感じています。私を 育ててくれたこの組織、そして愛する大洲のまちに、理事長としての職務を全身全霊で全うすることで 恩返しをしていきたいと思います。
【変わる、未来のために】
私が今、最も危機感を感じているのは、大洲青年会議所の会員数が年々減少しているという事実です。 これは、組織の活力を奪い、未来への可能性を閉ざしかねない、非常に深刻な問題だと感じています。 この状況を変えなければ、私たちがこのまちで活動する意味は薄れてしまいます。
だからこそ、2026年度のスローガンを「変わる、未来のために」と掲げます。
このスローガンに込めた「変化」とは、外部から見て「敷居が高い」「面倒くさそう」と感じさせて しまっている組織の現状を変えることはもちろん、私自身もこの一年を通じて理事長として、そして一 人の人間として大きく成長していくという決意でもあります。
尊敬する漫画の中には、「進化の反対のコトバは無変化」という言葉があります。停滞はやがて衰退 を招きます。私たちが未来を拓くためには、変わり続ける勇気を持たなければなりません。
私はただ闇雲に活動量を減らしたいわけではありません。個人に負担が集中しないようにし、より効 率的でスマートな運営を目指します。そして、青年会議所を「誰でも参加したくなる場所」に変えてい きます。
【同世代を繋ぐ会員拡大】
異業種交流会などを企画します。そうすることで、地域の若い人たちのつながりを強くできます。新 しいつながりから、一緒に活動してくれる仲間や、団体に興味を持ってくれる人が見つかるかもしれま せん。これは、会員候補を探すのが大変だという現在の悩みを解決する、良いきっかけになると思いま す。
会員勧誘のあり方を根本から見直します。これまでの「例会に呼んで見せる」という形式的なアプロ ーチではなく、もっと私たちが本来持っている「魅力」を伝える場を創出します。具体的には、堅苦し い説明会ではなく、食事を囲む飲み会やカジュアルな交流会から関わりを始めてもらい、私たちの人間 性や活動の楽しさを感じてもらうことで、入会へのハードルを下げます。
青年会議所の本来の姿は、志を共にする仲間が集い、共に学び、成長する場所です。お互いの個性や 強みを尊重し、助け合える関係性を築くことで、組織の結束力を高め、新たな仲間を迎え入れやすい環 境を整えます。
【特別委員会】
大洲青年会議所主催のおまつり村は今年で44回目を数えます。
おまつり村は私の大好きな事業の一つです。感動して涙を流した事業もおまつり村での花火です。終 わった後の極度の疲労感と、それ以上の達成感は、まさに青年会議所らしさを感じさせてくれる瞬間で した。しかし、メンバーの減少という現実を前に、これまでのマンパワーに頼ったイベントやアトラク ションの維持は難しくなってきています。
こちらはここ数年でボランティアの活用等、変わってきました。大洲全体を巻き込んだこの大きな事 業を、大洲青年会議所が担っていることに誇りをもって、今年も子どもたちのために盛大におまつり村 を行うことをお約束します。
【結びに】
変わる、未来のために。今、私は未熟ながらも、この大洲青年会議所を、そして私自身を変えたいと 強く願っています。そして、理事長である私だけでなく、メンバー一人ひとりが、それぞれの場所でこ の「変化」の担い手になってほしいのです。私たちが一歩踏み出すことで、愛する大洲のまちの未来を 拓けると信じています。
新しい仲間を笑顔で迎え入れ、共に語り合い、互いを高め合う。そんな当たり前のことこそが、組織 を強くし、未来を創る力となります。私たちが青年会議所の活動を通じて得た学びや人との繋がりは、 青年会議所のためだけのものではありません。その力を、日々の活動を支えてくれる大切な家庭や職場、 そして地域へと恩返ししていく。それが、私たちにできる最高の「変化」だと信じています。
本年、私たちは共に笑い、悩み、そして大いなる達成感を分かち合います。この一年を、私たち自身 の「変化」が、大洲の未来を創る礎となることを信じて、共に熱く、走り抜いていきましょう。
